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2017年3月20日作成

Canon F-605G

メーカーCanon
型名F-605G
種別関数電卓
発売開始2016年3月
製造終了 -
寸法奥行 120mm × 幅 66.5mm × 厚さ 8mm(ボタンを入れると約9.5mm)
スライドケース背面装着時 : 奥行 約122mm × 幅 約73mm × 厚さ 約13mm
重量約52g(本体と電池のみ)、約71g(スライドケース装着時)
どちらも実測値。メーカーは70gとしている。
入力方式標準方式
画面白黒液晶7セグメント仮数部10桁(負号有)+指数部2桁(負号有)+状態インジケーター16個
CPU不明
RAM不明
ROM/Flash不明
電源LR54 ( LR1130 ) × 1
プログラミング言語なし
公式ページキヤノン:電卓 F-605G|概要
説明書URLキヤノン:製品マニュアル|電卓/レーザーポインター
著者の購入年2016年6月
著者の購入価格(購入店)997円(ヨドバシ.com)ポイント10%還元

概要

2017年3月時点でCanonの関数電卓の最下位機種です。安くて小型であることが特徴。表示装置は7セグメントですが、16種類もの状態インジケーター表示があるため、7セグメント電卓にしては表示は理解しやすいと言えます。価格が安く小型である割には多機能です。

レビュー

小型な本体にできるだけ機能を詰め込んだ努力は認めますが、やはり無理があったのではないでしょうか。この小ささに無理に機能を詰め込んでも使い難いだけではないでしょうか。そもそも表示装置が7セグメントなので対話的な操作ができません。つまり、操作を完全に覚えないと使いこなせないのです。
その上、説明書は最悪です。説明書は 約30cm × 約42cm の大きな紙2枚で構成されています。1枚はハードウェアの説明と機能概要、もう1枚は計算機能の説明です。これらの大きな紙2枚が 6cm × 10.5cm に折りたたまれています。これらの説明書を携帯して広げて読み、読み終わったら丁寧に畳むことは明らかに現実的ではないのです。コストダウンのためにこうなったのでしょうけど、ここまで酷い説明書にするなら機能が多い意味がないのではないでしょうか。

ということで、本機F-605Gを実際に使う場合、自分に必要な機能だけを覚えて使うのが現実的だと思われます。結局、四則演算、三角関数、対数、度分秒計算、基数変換(論理演算はできません)の使用が中心になって、それ以外の機能は使いたいものだけ覚える感じにするのが現実的でしょう。

ハードウェアも使いやすいとは言えません。携帯性だけは高いと思います。しかし、様々な問題があります。液晶が小さくて見やすいとは言えません。仮数部の文字は大きいのですが、状態インジケーターと指数部の表示が小さくて読みにくいのです。それにボタンが小さい上にゴムボタンなので、押しやすいことはありえません。本体に印刷された黄色っぽい茶色の文字も読み難いと思います。

小型にこだわらないならば、本機 F-605G を無理に購入する必要はないはずです。CASIO fx-375ES や Canon F-789SG のような2,000円未満で教科書表示入力が可能な電卓があるのですから。小型以外に利点があるとすれば、外で高価な関数電卓を使いたくないときにその代わりとして使えることでしょうか。この価格なら壊れても惜しくありませんので。

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