[戻る]
2017年3月21日作成

CASIO fx-4800P

メーカーCASIO
型名fx-4800P
種別プログラマブル関数電卓
発売開始1996年
製造終了製造終了しているが、その年月不明(fx-5800Pが2006年に発売されたので、その前後と思われる)
寸法閉じた時 : 奥行 157mm × 幅 81.5mm × 厚さ 15mm
開いた時 : 奥行 157mm × 幅 165mm × 厚さ 11mm(ボタンを入れると約13mm)
重量133g(電池込み)
入力方式ライン表示方式
画面文字単位のドットマトリクス(文字と文字の間の隙間に液晶がない)。16文字 × 4行。1文字は5×7画素。状態インジケーターは16個
CPU不明
RAM不明(プログラム用は4500バイト)
ROM/Flash不明
電源CR2032 × 2(1つはRAMのバックアップ用)
プログラミング言語本機独自の特殊なプログラミング言語。他の言語に類似したものがない。
公式ページなし
説明書URLfx-4800P 取扱説明書ダウンロード
著者の購入年1996年10月
著者の購入価格(購入店)不明(マルゼン無線 カシオショップ)

概要

ポケットコンピュータの全盛期が去り、プログラミング関数電卓も少なくなってきた時期に発売されたものです。fx-4800P が発売されたのが1996年です。後継機種は2006年に発売された fx-5800P なので、10年もの歳月がかかっています。1990年代後半ですらプログラミング関数電卓は需要のないものになってしまったのでしょう。1995年に発売された Windows95 によるPCブームの影響もあったと思われます。
プログラミング言語は名称のない独特なものです。

レビュー

1996年当時、会社でポケットコンピュータ PC-1250 を使っていたのですが、家で使う電卓も欲しくなって購入したものです。PC-1250と同様にライン表示入力ができる上に4行も表示できるので、電卓も進んだものだなと思った記憶があります。微積分演算もできるので、関数電卓としては十分な機能を持っていました。

しかし、自分的にはプログラミング言語が気に入りませんでした。他に似た言語が思いつかない奇妙な文法の言語でした。この言語の最悪なところは入力命令がないことです。その代わり、未設定の変数があると自動的にプログラム実行時の最初に使用者に値を入力させるという奇妙なものでした。そのため、任意のタイミングでユーザーに数値を入力させることができません。結局、fx-4800Pの言語で作れるプログラムは最初にユーザーに値を入力させてから結果を表示するだけのものです。しかも特殊な記号をメニューから入れないといけないことが多く、手間がかかります。こんな言語しか搭載していないのではPCの方が便利に思われても仕方がないと思いました。このプログラミング言語は私はほとんど使いませんでした。プログラミング言語については画像集も参照してください。

結局、「関数電卓なんてこんなものか。フルキーボードのあるポケットコンピューター SHARP PC-1250 の方が良い」という考えになり、関数電卓に期待しなくなりました。その後は会社用に PC-1250 を使い続け、家では fx-4800P を使いました。fx-4800P はプログラミングを避ければ、普通の関数電卓として問題なく使えます。その後、PC-1250 の液晶画面が劣化したので、2004年に会社用として SHARP EL-5120 を購入したのですが、それにも満足できませんでした。結局、関数電卓に良い印象は持てませんでした。そのため、買い替えもせずに fx-4800P を2016年2月まで使っていました。20年ほど使ってきたわけです。画像集を見ても分かるように経年劣化で液晶も傷んでいます。液晶が傷んできたので、新しいものを買おうと家電店に行くと CASIO fx-JP900 に出会ったのです。それが私が電卓マニアになるきっかけでした。

[戻る]